美しい自然
美しい自然
与論島(よろんじま)は鹿児島県から南に約500㎞先に位置する鹿児島県最南端の島で、人口約5000人、島の周囲約23㎞、エメラルドグリーンの美しい海とサンゴ礁に囲まれた島です。百合ヶ浜と呼ばれる干潮時に現れる砂浜は、潮の流れから出来る砂紋を見ることができ、サンゴ礁の欠片の星の砂を探す場所でも有名です。又、島の周りには数々の砂浜が存在し、人それぞれに合ったお気に入りのビーチを探すこともお勧めです。
島の周りには沖縄北部を始め、伊平屋島、伊是名島、沖永良部島、天気の良い日は伊江島、徳之島が見え、ウミガメは年中島の周りを泳いでおり、年初めごろにはくじらが回遊してきます。豊かな海で育った魚、貝や海藻等の海の幸、サトウキビ、黒牛、インゲン、サトイモ等の農産物、マンゴー、ドラゴンフルーツ、アテモヤ等のトロピカルなフルーツも食することが出来ます。
人と文化
人と文化
方言は沖縄北部の言語に近く、歌や踊りも琉球文化圏になります。国指定無形文化財である十五夜踊りは450年以上前に本土の狂言(一番組)と琉球の踊り(二番組)を組み合わせられた踊りで、旧暦の3、8、10月の15日に与論地主神社の境内で披露されます。与論島固有の祭りではありますが、花見の様な感覚で、一般の方々も観ることが出来、最後はその場いる方々全員で踊る構成となっております。
与論島には与論献奉という風習があります。起源は諸説ありますが、親(主)が口上を述べお酒を飲み、同じ量のお酒を座席にいる方々へ献上していく風習です。もちろん飲めない方は断ることも出来ますので、安心して参加頂けます。